瀧川　珊里くん【スキー】

家族と一緒に、目標は表彰台！

　珊里くんがゲレンデデビューしたのは0才の時。現役スノーボードインストラクター兼選手のお母さんと、元プロスノーボーダーのお父さんが、赤ちゃんだった珊里君を背負って滑っていたという。そんな環境の中、珊里くんがスノーボードを始めるのは自然な流れだった。
4才になって、板が2本で動きやすく楽しいと感じたためスキーに転向し、毎年冬休みに入ると朝から練習に励んでいるそうだ。
スキーの楽しいところを聞くと、「スピード感が好きなので、林間コースで滑っている時が一番楽しい」と、興奮しながら笑って答えてくれた。

今年鹿島槍スキー場で行われた大会に初めて出場した際は、年上を相手に大健闘。また同大会に出場していたお父さんは優勝した。「種目は違いますが、親子で同じコースを滑る事ができて嬉しいです」とお母さんのまみさんは話す。
「目標は、今度こそ表彰台に立つこと。年上ばかりだけど、練習を頑張って勝ちたい」と力強い表情を見せた。

　珊里くんは現在小学3年生。ずっと一緒にスキーの練習をしてきた妹と共に、着々と目標に向かって進んでいる。