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【松本ヘルス・ラボ vol.1 】   健康寿命を延ばす一番の主戦力は「お母さん」

松本ヘルス・ラボは8月3日、松本市立病院・森永乳業と共同で松本地域に住む生後5ヶ月齢~3歳の子どもを対象に、モニター調査説明会を開催した。松本市と森永乳業株式会社は、2021年10月に包括連携協定を締結し、食を通じた健康増進と地域活性化に取り組んでおり、定期的にイベントを行っている。取材に訪れたこの日は、15組の親子が参加。会場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。

 モニター説明会では、腸内環境に良いとされているビフィズス菌が子どもに与える影響や、今回の食品モニター調査に関する説明をした後、オリジナルうちわ作りを体験。


 参加したお母さんは「楽しそうだったので、子どもの成長の記念に参加しました。はんこを手に付けた時、びっくりしたのか泣いてしまったけど、普段できない経験をさせてもらえ、良かったです」と話す。
 松本ヘルス・ラボ専務理事の降旗さんは、「私たちは地域の方々の健康寿命を延ばすための取り組みをしています。その主戦力となるのは、お母さんだと考えています。お子さんが生まれる前から生活習慣や食生活について関心を持っていただくことで、お子さんの健康だけでなくご家族のライフスタイルが良い方向に進化し、長い目でみて社会全体が健康で豊かになることを目指します」と想いを語った。
 また、9月7~9日の3日間、イオンモール松本・晴庭で40~50代の働き盛りの方々を対象にした健康イベントを開催する。血圧測定後、高めが気になる方は『血圧高めの方の食品モニター』に参加すると、映画観賞券などが当たる、はずれ無し抽選会に参加ができる。降旗さんは「この機会に自身の健康について考えてみて欲しい」と話す。