目指すはお父さん!強くて速い選手に!
朔他くんがラグビーを始めるきっかけとなったのは、聖地“花園”で活躍するキラキラ輝いたお父さんの写真を見てからだ。自然と小さい頃からテレビで試合を観たり、ボールを触っていた。怖いという印象はあまりなく、カッコいい!楽しそう!という気持ちの方が強かったという。
本格的にチームに所属したのは、小学2年生のとき。諏訪湖ラグビースクールは合同チームで、保育園から中学生まで在籍する。練習場に岡谷工業高校のグラウンドを借りており、間近で先輩たちのプレーを見ることができ、刺激的だそうだ。ラグビーの魅力は「ボールをもらって、タックルをかわしてトライする瞬間」と、目を輝かせながら話してくれた。
今までで1番印象に残っているのが、飯田市で行われ10-0で負けてしまった試合。「後半、動きが鈍くなってしまった。身体の大きな選手もいたが、体力的に強かった」と振り返る。5年生ながらに「まずはご飯をたくさん食べる、走ったりタックルの練習を頑張る」と、自分の課題もちゃんと見えていた。
「ラグビーは相手がいるから成立する。感謝の気持ちを忘れないで欲しい」と、お母さんは礼儀に厳しくも、しっかり支えてくれている。「将来はラグビー選手になる!」そう答えてくれた朔他くん。憧れのお父さんのように、強くたくましい選手になってくれるだろう。
古厩 朔他くん(ふるまや さくた)
小学5年生:10歳
生年月日:2009年1月2日
在住:岡谷市
所属:諏訪湖ラグビースクール