奥原希望選手に刺激受け 楽しみながら高みを目指す
「ドライブを打っている時が一番楽しい」と目を輝かせながら話す中山創意くん。バドミントン経験者のお母さんに小さい頃から教えてもらい、家で練習をしていたという。5年生から大町キッズに所属。毎週金曜日の19時から21時までバドミントンの練習に励んでいる。
昨年の冬。大町市出身のプロバドミントン選手・奥原希望選手が帰省した際、大町キッズを訪問した。世界で活躍する同郷の先輩と会って話をしたことで、創意くんの心境も大きく変化。練習にさらなる熱がグッと入った。
「スマッシュがうまくなりたい」と基礎練習に力を入れ、ゲームで負けた時はなぜうまくいかなかったのか、どこを気を付ければ良いかを考えながら取り組んでいる。今までにつらいと思ったことは一度もなく、毎週金曜日の練習が楽しみで仕方ないのだという。
先月行われた市民大会では、小学生男子の部ダブルスで3位と自身も満足のいく結果だった。「バドミントンの大会で優勝することが目標。将来は奥原選手のようになりたいです」と、目を輝かせながら語る。お母さんの陽子さんは、「楽しむこと、最後まで諦めない気持ちで頑張ってほしいです」と話す。
「大町キッズは大切な居場所」と語る創意くん。かけがえのない仲間やお母さんと一緒に、楽しみながら高みを目指している。
中山 創意くん(なかやま そうい)
小学6年生：11歳
生年月日：2011年1月19日
在住：大町市
所属：大町キッズ
