ファン・サポーター

サポーターたすきリレー №72 大槻俊介さん(南木曽町在住)

サポーターたすきリレー №72 大槻俊介さん(南木曽町在住)

前ランナーの深澤さんは、僕のことをいつも気にかけてくれる優しい先輩サポーターです。山雅は、地元のチームということと、天皇杯で浦和レッズに勝利したことで話題になっていたので気にはなっていたんですが、なかなか行く機会がありませんでした。それから2年経った2011年、松田直樹選手が移籍してきたことをキッカケに、兄と一緒に初めて山雅観戦。アルウィンの雰囲気やサポーターの応援はとても衝撃的でした。シーズンパスを購入して熱心に応援するようになったのは、2015年のJ1に昇格してからです。そこからは山雅中心の生活に変わり、2019年はホーム戦はもちろんのこと、アウェイ戦にも10試合行きました。
今まで好きだった選手は、得点力のあるセルジーニョ選手とスピードのある前田大然選手でした。今は山雅から離れそれぞれの場所で頑張っていますが、これからもチェックはしていきたいと思っています。 
1番思い出に残っている試合は、2018年のJ2優勝が決まった徳島戦。この1試合で昇格するのか3位になってJ2のままなのかという緊張感ある中で、まさかの“優勝”!!忘れることのできない感動的な試合でした。また悔しかった試合は、2017年プレーオフでの岡山戦。大雨の中、引き分けでも良かった試合なのに最後の最後にゴールを決められてしまい昇格を逃してしまったんです。まぁ、良い事も悪い事もひっくるめて、今は良い思い出です。
山雅サポーターの良い所は、山雅のためならどこへでも行く“ずく”があるところ!また深澤さんもそうですが、助け合い、面倒見が良いところ。試合後、ユニフォームを着てコンビ二などに立ち寄ると、知らない人に「試合どうだった?」と声をかけられることが多いんですが、そういったことも松本ならではなんじゃないでしょうか。山雅を応援することは、僕の日常生活の活力になっています。週末の楽しみができたことで仕事も頑張れるし、本当に山雅に出会えて良かったなぁと思います。
昨季は新型コロナウイルスの影響で、無観客試合や収容人数制限、応援の仕方も変わり、チームの状態も良いとは言えず、サポーター引退を考えるほど落ち込みました。ずっと山雅中心の生活をしてきていたので、心にポッカリ穴が開いてしまったんですよね。これからは婚活にシフトしていこうか(笑)・・・なんて考えたりして。でも試合観戦できるようになってからは、また山雅熱が戻り気持ちも晴れました。大きな声で応援して、飛び跳ねて、スポーツを観ることが当たり前だった日常に、改めて有難みを感じる1年でしたね。
昨シーズン思い出に残っているのは、セルジーニョ選手と塚川選手のゴールです。若手だと久保田選手のプレーにワクワクしました。今季は新加入選手が多いのでこの1週間でしっかり予習をし、シーズンに臨みたいと思います。現時点で注目している
選手は、ツエーゲン金沢から移籍してきたルカオ選手。得点力がある選手なので楽しみです。コロナ禍でどれだけのホーム戦を観ることができるか分かりませんが、選手を応援したい!という気持ちから今季もシーズンパスの購入を決めました。
気は早いですが、ホーム最終戦の長崎との試合を楽しみにしていて、優勝または昇格争いでハラハラドキドキの展開になっているに違いないと想像しています。きっとその日はアルウィンで、多くのサポーターと一緒に歓喜の涙を流しているはずです。
今季も、柴田監督率いる山雅に期待!

■私の山雅自慢
当選賞品も含めこれまで集めた山雅グッズ!

■次のランナーは
稲葉毅人さん(飯田市在住)
ゴール裏で旗を振っている、会社の同僚です!

取材日:2月21日