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サポーターたすきリレー №71 深澤清和さん(安曇野市在住)

サポーターたすきリレー №71 深澤清和さん(安曇野市在住)

前ランナーの大野田さんは、山雅の応援に対する価値観が似ている仲間です。付き合いも長く、腐れ縁ですね(笑)
山雅サポーターになって10年が経ちますが、「その日のその試合は1回しかない。応援も1回しかないので僕らも全力で!」という気持ちでゴール裏にいます。
私が山雅にハマるキッカケとなった試合は、2012年か2013年のホーム戦で2‐1で先制していたにも関わらず、後半で逆転負けてしまったんです。その試合で、選手たちの力になってあげたい!と強く思ったんですよ。当時好きだった選手は、塩沢選手&岩沼選手&鐡戸選手でした。あと船山選手には本当にワクワクさせられましたよね。
家族みんなで山雅を応援しているんですが、1シーズンで45試合行ったこともあります。もう生活の一部だし、山雅の応援は仕事だと思っています。アウェイ戦が関西方面の時は、仕事を終えたら夕食を食べ、お風呂に入ってそのまま向かうことも。また朝3時に子供の部活の試合で飯田市に向かい、夕方17時に終わってそのまま高速に乗って19時キックオフのサンプロアルウィンへ行ったり、、、を何度も経験してきてます。山雅を語り出すと、缶コーヒー1本で3時間は話ができます(笑)。
今までで1番思い出に残っている試合は、アウェイのセレッソ大阪戦。試合当日、横に走る稲光と激しいスコールの中で2度の避難があったんです。試合は1時間40分位押してしまったんですが、パウリーニョ選手が弾丸のミドルシュートを決めてくれて勝利。目が釘付けになったゴールでした。大きなトラブルがあった試合でしたが、逆に1番の思い出になりました。
コロナ渦の影響で声を出さず座ったまま、手も叩いてはいけないという状況がありました。その時に色んな場所から試合を観てみようと思って、シーズンパスで移動できる範囲でバックスタンドやメインスタンド、アウェイ側スタンドに行って観戦してみたんです。選手のアップする姿がよく見える場所、試合が観やすい場所などもあり、新しい経験になりました。でもやっぱりゴール裏のエリアで、飛んで跳ねてチャントに合わせバンテーラを振って応援したいなと思いました。
山雅は老若男女関係なく、サンプロアルウィンにいるみんなの思いが一つになってチームを応援しているところが凄いと思います。ゴール裏にいる小さな子供も、手を叩いて応援していて本当に微笑ましいです。またお菓子や漬物などを持ち合わせ、みんなでアルウィンで分けて食べるなど、田舎の隣近所の付き合いのような繋がりが好きです。
私がおじいちゃんになって、飛び跳ねることができなくなってもその時にできる応援スタイルでずっと観ていきたいと思います。今、仕事を頑張れるのモチベーションは山雅。今度の試合で埼玉にいかないといけないとか思うと、仕事を終わらせないと!と考え頑張れます。スキルのひとつです!
今季は18名もの新加入選手がいるので、チャントを覚えるのが大変そうですね(笑)期待する選手は2名いて、FC東京から育成型期限付き移籍のMF平川怜。入団時に久保選手と同じ位騒がれた、ボールさばきと小技が上手い選手。実は日本代表U15~20に全て選出されていた逸材なんです。また、鹿島アントラーズから加入のFW山口一真。地元の佐久市生まれで、現在膝をケガして治療中ですが…ゴールに立ち向かうドリブルからのシュートには圧倒されます。焦らずにしっかりと完治してもらいアルウィンのピッチを駆け回ってもらいたいです。


■私の山雅自慢
反町監督が実際に着用していた、サインとS1の刺繍が入っているコート!反町監督の最後のトークショーで当選しました!

■次のランナーは
大槻俊介さん(南木曽町在住)
同じエリアで、共に山雅を応援する仲間です!

取材日:1月16日