地域スポーツ

【JBSアピナ塩尻校】              苦手を克服・得意を伸ばす         個別指導が成長を促し自信をつける

塩尻市広丘、国道19号沿いのアミューズメント施設・アピナ塩尻店内のバッティングセンターで「野球教室」が開校されているのをご存じだろうか。全国展開する日本最大級の個別指導型野球スクール、ジュニアバッティングスクール(JBS)のアピナ塩尻校だ。長野県内でも長野や佐久などに展開し、中信拠点として塩尻は今年4年目を迎える。


 昨今、野球人口の減少に伴い逆風に晒されるバッティングセンター施設を活用したこのスクールは、地域野球施設の活性化にも貢献している。
 同スクールの長野エリア運営者でコーチも務める小池貴裕さんの理念は「野球を通じて成長を実感し、感動を伝える」こと。すべての子どもに目を向けた教育を志し、技術だけでなく人間的な成長を重視する。そして、試合での活躍が「感動」につながることを目指している。

 JBSの特長は1コーチ当たり生徒最大4名という少人数制レッスンだ。年齢やレベルが異なる生徒にはそれぞれ個別対応し、大人数で行うチーム練習では得られない密度の高い指導を実現している。この個別指導を求めて安曇野や諏訪地域など遠方から来校する生徒も多く、塩尻校には約30名が通っている。保護者からは「一瞬でフォームが改善された」と驚きの声が上がり、生徒は「野球が上手になった」と口を揃える。小池コーチは「入会時にバットに当たらなかった子がホームランを打つなど、試合での成果報告がやりがいにつながる」と話す。


 さらにJBSは、毎年夏に千葉県で開催される全国大会「ジュニアベースボールチャレンジシリーズ(JBCS)」に長野県チームとして参加。普段はライバルの選手たちが、この時ばかりは仲間として交流する貴重な機会となっている。選抜メンバーには冬の台湾遠征のチャンスもあり、国際経験も積める。プロ野球ジュニアチームの「NPBジュニアトーナメント」に選ばれる生徒も出てきており、今年は全国のJBSから3名がドラフト指名され、合計9名、7球団にスクールOBを輩出するなど、高い目標へのステップとなっている。
 今後は月1回のイベント開催などを通じて、さらなる練習機会とチーム力の向上を目指す。野球人口の減少や部活動の地域移行が進む中、JBSアピナ塩尻校は質の高い個別指導と全国規模の交流を通じて、子どもたちの心身の成長を支えている。

【コーチ 小池貴裕 さん】
株式会社小池コーポレーション代表取締役。JBSの長野代理店として長野、塩尻、上田、佐久でスクールを展開。2024年からは長野県内野球フリーマガジン「BBLife」を発行。県内野球の振興に尽力する。

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取材・撮影/生田和徳