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【岡谷ミニバスケットボールクラブ WIZARDS】              万里一空の精神で挑む

「万里一空─ひとつの目標に向かって、たゆまぬ努力を続ける─」をスローガンに掲げ、心技体を磨く岡谷ミニバスケットボールクラブWIZARDS。目標達成にこだわる姿勢は実績にもつながり、2020年度の長野県Uー12選手権で優勝。22年度も準優勝の結果を残し、北信越大会への出場権をつかんだ。

 2016年に発足した岡谷ミニバスケットボールクラブWIZARDS。以前から岡谷市内で活動していたチームが2チームに分かれ、そのうちの1つとして誕生した。そして2019年に再び1チームへ統合し、現在は岡谷市唯一のミニバスチームとして、週4日の練習に汗を流している。
 指導にあたる小出有輝コーチの子どもたちへの願いは「中学、高校とバスケを続け、プレーヤーとしてはもちろん、見る専門でもいいし、指導者としてでもいいから、将来的にもなんらかの形でバスケに関わっていてほしい」。
 その願いは選手にも届いている。チームキャプテンの宮澤大洋は「ゲームで流れが悪いときに『キャプテン2人が声を出して流れを持ってくる』と言われて声を出し、試合に勝つことができた。コーチが自分の気づかないことに気づかせてくれたことで、最初は自信がなかったキャプテンという役割も、今はやって良かったと思っているし、中学でもバスケを続けたいと思っています」と笑顔を見せる。
 技術指導では「小学生はバスケを始める年代。この先、どういう選手になるかは今の時点では分からないので、この先のカテゴリーに向けて、全部のポジションに対応できるような練習を心がけている」との方針を持つ。


 ゲームキャプテンの大和慶都は「もともとはディフェンスが得意だけれど、コーチからアドバイスをもらって、今はオフェンスも頑張りたい。まだ身長が足りないけれど、その分視野を広くして、的確なパスを出せるように努力している」とプレーの幅を広げた。
 昨年の選手権は6年生が5人しかいなかったため、5年生も主力メンバーとして出場。「今年は6年生が8人と多いこともあるが、そのうち5人が昨年の選手権を経験していることも強みになる」と小出コーチ。
 新チームの発足時にメンバーが話し合って決めた目標は、県Uー12選手権ベスト4進出。「高い目標ではあるが、チームワークも良く、目標を共有して厳しい練習にも前向きに取り組んでいる」と選手の姿勢を称える指揮官。ひとつの目標に向かって、たゆまぬ努力を続ける――。万里一空のスローガンを胸に、目標達成を目指す。

【コーチ 小出有輝 さん】
小学生はバスケをスタートする年代なので、バスケのスキルだけでなく、体の動かし方に関しても不慣れな部分があります。習得の差に応じた指導や、子どもたちが理解しやすいように実際に動作を見せるなど、分かりやすい指導を心がけています。

【チームキャプテン 宮澤大洋 くん】
バスケをしていて楽しいと感じるのは、シュートを決めた時に、ベンチや仲間が一緒に盛り上がってくれることです。中学でもバスケを続けて、将来は千葉ジェッツの富樫勇樹選手と瀬川琉久選手みたいにBリーグで活躍できる選手になりたいです。

【ゲームキャプテン 大和慶都 くん】
以前は気持ちが弱くて、声を出すことも苦手でしたが、去年の選手権に出場したことで「これからは頑張ろう!」と思い、声も出せるようになったし、気持ちも強くなりました。中学生になってもバスケを続けて、バスケットボール選手が目標です。

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取材・撮影/児玉さつき