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【女子サッカーの笑顔発掘!】心を1つに!楽しく、強く。波田FCバンビーナ

 波田FCバンビーナは、松本市波田地区を中心に活動する少女サッカークラブだ。2004年に旧波田レディースの下部組織、少女チームの「バンビーナ」として設立された。現在は年長〜小学生まで約20名が所属し、学校が終わった夕方や週末にサッカー技術の向上に励んでいる。同クラブでは年上が中心のAチーム、初心者や年下が中心のBチームに分かれ、レベルや発育に応じて8名のコーチ陣が丁寧な指導に当たる。
 女子サッカーといえば、2011年7月、なでしこジャパンのW杯優勝を機に一気に競技人気が高まった。あれから10年、同クラブの小松深雪監督によると、「当時のような盛り上がりは落ち着いているが、女子全体のレベルは上がっている」という。サッカーをやりたい女の子の増加に反比例する形で女子サッカークラブ数は少ない。その中で、少年団(男子のスポーツ・サッカークラブ)にも所属し、男子に混ざって練習する女子が増えているため、男子の中でも当たり負けしない強さが鍛えられているそうだ。
 同クラブは、昨年11月に開催されたMGプレス杯第18回ガールズエイト(U-12)サッカー長野県大会で県内10チームがしのぎを削る中で優勝を果たした。準決勝ではPK戦で競り勝ち、決勝では3-0で快勝、終始「心を1つに。楽しく。強く。」をモットーとするバンビーナらしく戦う姿勢を見せた。
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【左・キャプテン】 前野 紬さん(小学6年生)
兄の影響でサッカーを始めました。サッカーはみんなで協力してパスを繋いで、最後にゴールを決める所が楽しいです。将来はサッカー選手になれたらいいな!
【右・監督】 小松 深雪さん
波田FCバンビーナでは初心者から始める子たちが多いので、まずは基本的な「止める・蹴る」ことから、しっかり楽しんで上手になれるよう練習しています。小学校を卒業した後もFCシュロス松本でサッカーを続けたり、スポーツの部活動に熱中したりしています。興味があればぜひ遊びに来てください!

★練習体験受付中!
体験はいつでも可能です!サッカーをやってみたい子、ぜひ一度一緒にボール蹴ってみましょう!詳細はHPへ!
https://hatafcbambina.jimdofree.com/

<取材・撮影/生田和徳>