小学生バレーボールの「チーム岡谷 N.V RADIANCE(ラディアンス)」は、岡谷市内にあったチーム長地と岡谷ジュニアが合併して2019年に誕生した。今シーズンから指揮を執る溝上和昭監督は「チーム長地も岡谷ジュニアもそれぞれ35年以上の歴史がある。特にチーム長地は県大会常連。その歴史と伝統を継承していきたい」と決意を語る。

指導者としての醍醐味は「試合で勝利したときの子どもたちの笑顔を見ること」と語る溝上監督。その勝利へと導くカギは「努力」だという。「努力をしなければ強くはなれないし、スポーツをする上では人として成長することも大事」と説く。
人間形成で重んじるのは挨拶、礼儀、そして感謝。「特にバレーボールはつなぐスポーツなので、仲間への感謝の気持ちがプレーにも表れる」と指揮官は強調する。

「『拾ってくれてありがとう』『トスを上げてくれてありがとう』。そんな相手への感謝、思いやりから仲間が取りやすいようにレシーブを上げるにはどうしたらいいかと考えるようになり、自ずと努力しようと思えるようになってくる」
平日3日の夜練習に励み、土日は各種大会や練習試合に汗を流す。「平日の練習では、土日の試合で見つけた課題を克服するように心がけている」と、計画的な指導を実践している。



たゆまぬ努力は結果にも表れ、2023年度の第43回全日本バレーボール小学生大会では、県大会を制して全国大会出場を果たした。その試合を間近で見た現6年生のチームキャプテン太田栞は「県大会の準々決勝で1セット目を落とした2セット目。6点差くらいでリードされていたところから巻き返して勝利した先輩たちの姿は今でも忘れられません」と目を輝かせる。
現在のメンバーは、6年生1人、5年生5人、4年生1人、3年生2人の計9人。高学年が少ないため、3年生や4年生も試合に出場することになる。「小柄なメンバーだけど、よく拾う」と笑顔を見せる溝上監督。太田とゲームキャプテンの小島柑奈も「サーブで崩して、レシーブで拾って点を取るのがチーム岡谷のスタイル」と胸を張る。

8月30日に開催された第23回スポーツ少年団競技別交流大会バレーボール県大会南信地区。得意のレシーブ力を発揮し、決勝までの全試合をフルセットで戦い抜いて準優勝。見事県大会への出場権を獲得した。9月中旬に控えた県大会、仲間と決めた目標は県ベスト8。チームの強みを生かして目標達成を狙う。

【ゲームキャプテン 小島柑奈 さん(写真左)】
自分たちのバレーができて勝てたときに楽しさを感じます。9月の県大会では、チームの目標はベスト8ですが、優勝して6年生の栞さんと一緒に全国大会に進むことを目指して頑張ります!
【チームキャプテン 太田栞 さん(写真右)】
バレーボールを続けてきたことでコミュニケーション能力が身に付いて、初対面の人とも自分から話せるようになりました。チーム岡谷は今年で卒業になりますが、中学生でもバレーボールを続けたいと思っています。

【監督 溝上和昭 さん】
団体競技が1人ではできないように、社会に出てからも1人だけで生きていくことはできません。選手にはそんな仲間の大切さや、人への感謝の気持ちを伝えていきたいと思っています。バレーボールに興味のある方は、ぜひ気軽に体験に参加してください。

【代表 小谷益弘 さん】
我がチームのモットーは、『ラディアンス』の言葉の通り、楽しく、明るく、元気に、常に『光り輝く人』を育てることにあります。指導指針は、バレーボールを通じて、基礎技術を学び、心身を鍛え、仲間を作り、充実した小学生バレー生活を送るだけでなく、中学・高校そして社会人になっても、活躍できる選手を育てることです。SV・Vリーグ選手も誕生しました。

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取材・撮影/児玉さつき
