父と二人三脚でプロゴルファーを目指す
皆さんは1才の頃、何をしていただろうか?
お父さんに連れられて、怜くんは僅か1才の時にゴルフを始めたというから驚きだ。「子供の成長はすごい、自然と感覚が身につく」と、近くで見守ってきた父、学さんは語る。
普段は週に4回、1日1時間半ほど練習場で150球を打つ。休日には近場のゴルフ場へ行き、月1ペースで大会に出場している。冬季は県外のコースを回り、一年中ゴルフ漬けの日々。そんな努力が実り、先日行われた「長野県ジュニア選手権大会小学生男子の部」で優勝した。
コロナ禍でも練習場やコースに出て、普段通り練習は出来ていたが、大会に関しては中止や延期でモチベーションが下がってしまう時期もあったそうだ。しかし、繰り返し練習を行うことでなんとか気持ちを維持してきた。
「ゴルフの楽しいところは良いスコアが出たり、飛距離が出た時。だけど天候が毎回違ったり場所によっては足場の悪いところもあって、そういったところは難しいけど楽しいです」と怜くん。
また学さんは、「ゴルフが好きになれば自然に上手になると思います。普段の生活がスコアに直結すると思っているので、物事を1つ1つ丁寧に行ってほしい。ゴルフを通して、1番は礼儀をきちんと出来る人になってもらいたい」と話した。
最後に将来の夢を聞くと「プロゴルファーです!」と力強く答えてくれた。近い将来、怜くんの活躍を目にする日が来るかもしれない。
◆峯村 怜くん(みねむら れい)
生年月日:2010年10月8日
小学5年生:10歳
在住:安曇野市