2024年8月に開催した「第32回ミズノカップ長野県学童軟式野球大会」で、38チームが出場する中、第3位に輝いた「岡谷田中タイガース」。メンバーの一員として試合に出場した畔上翔太くんは、「ピッチングやバッティングでチームの勝利に貢献できた」と笑顔を見せる。
野球を始めた小学1年生の時、「レフトでスライディングキャッチできたことがとても嬉しかった」と話す翔太くん。岡谷田中タイガースの監督を務める父・畔上慎吾さんは「1年生という早い時期から始めたことに加え、元々のセンスはあると思うので、より一層本気を出せばもっともっと上達できる。何かのきっかけで、集中力がぐんと上がることを期待しています」と激励する。
野球を続けてきたことで挨拶ができるようになり、基礎トレーニングで行っている筋力トレーニングやストレッチが学校の体育でも生かせているなど、成長を感じているという翔太くん。2025年シーズンのチームの目標は「全国大会出場」。4月に行われる「高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント長野県大会」が全国につながる唯一の大会。「チーム目標の達成を目指し、ピッチングや守備、バッティングで全力を尽くしたい」と力強く話してくれた。
【畔上 翔太(あぜがみ しょうた)】
年齢:11歳(小学5年生)
生年月日:2014年1月22日
所属:岡谷田中タイガース
取材・撮影/児玉さつき