後藤楓さんにとってサッカーとは「もしサッカーができなくなってしまったら、やっている人をうらやましいと思うだろうし、サッカーは自分にとってなくてはならないもの」と力を込め、山﨑颯太くんも「サッカーは自分を支えてくれる存在」と言い、真剣な眼差しを向ける。
サッカーを始めたきっかけは「兄がサッカーをしていたから」と口をそろえる楓さんと颯太くん。楓さんは小学1年生の4月、颯太くんは小学2年生の終わりに「FD長地フットボールクラブ」に入会。サッカーの楽しさは「ドリブルで相手をかわしたり、仲間とパスをつないだりしてボールをゴールまで運ぶところ」と楓さん。颯太くんも「シュートを決めた瞬間は本当にうれしい!」と声を弾ませる。
これまでサッカーを続けてきたことで「ドリブルが上達したし、スルーパスが上手く出せるようになった」と技術面の向上を実感している楓さん、颯太くんも「試合中などで意識して声を出せるようになった」と話し、チームを盛り上げるために自ら考えて行動できるようになったと振り返る。
将来はプロのサッカー選手になることを夢見る2人。今シーズンの目標はJFA U-12長野県サッカーリーグで優勝すること。チームで掲げた目標を目指し、全力を尽くす。
【後藤 楓(ごとうかえで)/山﨑 颯太(やまざきそうた)】
年齢:11歳(小学6年生)/12歳(小学6年生)
生年月日:2013年10月3日/2013年5月24日
所属:FD長地フットボールクラブ
取材・撮影/児玉さつき