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【セ・リーグ巨人vs中日戦】             7年ぶり松本開催に               17,000人超が熱狂

セキスイハイム松本スタジアムが、超満員の熱気にあふれた。7月2日に行われたプロ野球セ・リーグ公式戦の巨人ー中日戦。県内外から17,547人が来場し、梅雨の蒸し暑さを吹き飛ばす盛り上がりを見せた。

 2017年9月5日以来7年ぶりの松本開催。チケットは早々に完売し、当日は試合開始4時間前から周辺道路が渋滞するなど、この日を心待ちにしていたファンが殺到した。家族連れや友人同士はもちろん、茅野市の宮川少年野球クラブや佐久市の長土呂スポーツ少年団など少年野球チームでの来場も。自分たちのユニフォームと一緒に応援グッズを身に着けた野球少年たちは「プロの試合を一目見たい」と目を輝かせた。
 ファンからは「地元でプロの試合が見られてうれしい」「こういう機会がもっと増えてほしい」などの声が相次ぎ、巨人の主砲・岡本和真のホームランに期待する声も。この日は4打数無安打だったが、レフトへの大飛球で観客を湧かせた。

 試合は巨人が二回裏に若林楽人のタイムリーで先制し、中日が五回表に福永裕基の2ランで逆転。そのまま中日が投手4人の継投で逃げ切った。
【来場者インタビュー】

娘がチケットを買って招待してくれたので、孫と娘夫婦と6人で来ました。孫は野球をやっていて、巨人ファンで東京ドームの試合にも行っているので、近くで見られるのはうれしい(伊那市/安曇野市・家族6人)

地元でプロ野球が見られて最高です!みんな楽しみにしていました(茅野市・宮川少年野球)」

少年野球チームのみんなで来ました。プロ野球選手に会えるのが楽しみでした!(佐久市・長土呂スポーツ少年団)

チケットは最初から狙っていて取れました!こういう機会があるのはうれしいです(長野市・親子3人)

近くで試合があるのはうれしいし、プロの選手を見られるのがいい。ビールと出店も楽しみに来ました(岡谷市・親子4人)

近くてすぐに来られるし、プロの試合が見られて最高です!
ぜひまたやってほしい(安曇野市・親子3人)

取材・撮影/佐藤春香